2020 年 11 月 15 日 〜 2022 年 1 月 23 日金馬賓館現代美術館、シルクスクラブ(プレジデンシャルスイート)
2017年の開業以来、シルクスクラブは幾度となく世界的に有名な芸術家や芸術機関(ヴェネツィア・ビエンナーレに何度も参加し、ロンドンのテート・モダンに代表作『ウェザー・プロジェクト』が展示された芸術家オラファー・エリアソン、シンガポールのチャンギ国際空港やドバイのショッピングモールなどでインスタレーション作品が展示されているドイツの芸術団体ART+COMなど)と合同プロジェクトを実施し、世界水準の芸術作品を収蔵してきました。
こうした世界最高水準の収蔵作品は、お越しいただくすべてのお客様に心と目でお楽しみいただけるよう、館内の公共空間で展示しています。
現在、シルクスクラブと金馬賓館現代美術館の周年記念に合わせ、ALIEN Artが中心となり、新たな芸術プロジェクトを推進中です。特別展《狂・禅》、および厳選された芸術関連書籍が並ぶ『数量限定コンセプトルーム』をご用意しておりますので、ぜひ日常の中で奥深い芸術をご堪能ください。
本展について
本展はグループ創設者の邵永添とCEOの邵雅曼がこれまでの人生における巡り合わせを創作エネルギーに変換し、作品を通して自身の信念を表現する御盟グループの年次展覧会です。
邵永添の作品には、事業哲学、人生の様々な側面、人生の知恵、自己内省、社会問題が表現されており、わずか1年余りで50余年分の創作エネルギーを爆発させています。邵雅曼は景観と空間を創作の根源に、精神的空間と物理的空間の絶妙な調和を生み出し、様々な筆遣い、技法、素材を用いて、クリエイターであり芸術経営者でもあるという2つの立場の間で見事にバランスをとりながら、20年以上にわたって学び続けている芸術の奥深さを表現しています。
本展は2人にとって初めての共同展示会であり、絵画、インスタレーション、レディメイド、写真、映像、音声などの様々な要素を組み合わせ、型破りな技法と素材を用いて作品を完成させることで、心揺さぶる芸術体験が生み出されています。金馬賓館現代美術館とシルクスクラブで開催中の本展《狂・禅》では、5つ星ホテルと冷戦遺跡の芸術的昇華が試みられています。
出展芸術家:邵永添、邵雅曼
コンセプト提案:邵雅曼
会期:2020年11月15日〜2022年1月23日
会場:金馬賓館現代美術館、シルクスクラブ(プレジデンシャルスイート)
主催:金馬賓館現代美術館
プロジェクト:ALIEN Art
指導:文化部、高雄市政府文化局、高雄市政府都市発展局
協力:陳奕先(プロジェクト映像記録)、一鴎製作所(ホテル映像制作)、劉芳一(サウンドデザイン)
指定ホテル:シルクスクラブ
スペシャルサンクス:御盟グループ
協賛:Lady M, Taiwan、柯珀汝 様、Vivien Liu、許東隆 様、張原熏 様、陳昱憲 様、龍宝建設股份有限公司、捷宝建設股份有限公司、楽業興業、友友建設股份有限公司、耘非凡美術館、上海商業儲蓄銀行文教基金会、新竹市不動産開発商業同業公会、欧美建設股份有限公司、株式会社うかい、旭酒造株式会社、皇品営造
挑戦する情熱がなければ、深遠な禅機に達することはできない。
揺るぎない志があれば、世の中の束縛から抜け出すことができる。
自由な自分を受け入れ、思うがままに美しいものを創造し、世界に向けて新しい窓を開けば、人生が豊かになる。
情熱と平静は、一見相反するように思えますが、共存し、互いに補い合うことさえできるのです。魂の広がりを受け入れなければ、あらゆる事物に潜む真理を知ることはできません。
今回の展示会では、一人は素人がわずか1年余りで50余年分の創作エネルギーを爆発させた作品、もう一人は20年以上にわたって学び続けている芸術の奥深さを表現した作品を展示しています。
何事も実際にやってみなければ可能性は見えません。実践すれば可能性が生まれ、全力で取り組めば無限の可能性が広がります。人生の無限のエネルギーをもって取り組めば無極に達することができるかもしれません。
創造に身を投じ、並外れた成果をあげられるのはごく一部の人だけです。製品の創造、市場の創造においては、時には多くの利益を犠牲にし、非常に長い苦労と孤独に耐えなければ、自身のビジョンを実証できないこともあります。
創作の経験はありますか?スケッチや模写ではなく、今の人生の素晴らしさを真っ白なキャンバスに描き出し、多くの人々を魅了するのです。
創作の過程で人生の無限の可能性に気づくことで、真の自分と向き合い、世界に新たな視点をもたらすことができます。
私たちが思う純粋な芸術とは、心を込めて生き、魂で感じたことを共有可能な瞬間的な感覚、そして永遠のものに変えることなのです。
— 邵永添、邵雅曼